平和・民主・革新の日本をめざす住吉の会
(住吉革新懇) |
■取り組み:「平和モニュメント」づくり:対区申し入れに対する回答書(2006.08.18)■
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@、住吉区として平和の思いを内外に表明する「平和モニュメント」を造ってください。それを新区民センター敷地内等に設置してください。
A、住吉区における戦争被災状況をまとめ、資料として保存・公表してください。 (回答) 本市では、平成7年12月に市会の議決を経て「平和都市宣言」を行い、その中で、「日本国憲法の基本埋念である恒久平和と国是である非核三原則を踏まえ、核兵器の速やかな廃絶を強く訴え、国際社会の平和と発展に貢献する」として、平和の実現や非核三原則についての本市の姿勢や考え方を既に明らかにしております。 平和に関する施策・事業につきましても、世界の恒久平和の実現に向け、国際協力・国際交流事業や平和教育を推進しております。 申し入れ書の@「住吉区として平和の思いを内外に表明する平和モニュメントを造ってください。それを新区民センター敷地内等に設置してください。」の項目につきましては、既に新区庁舎・区民センター建設に着工しており、新たにモニュメント等を設置するとなりますと、計画の変更及び新たな予算措置等を必要とすることから、現在の本市の財政状況等から鑑みまして困難であると考えております。 また、A「住吉区における戦争被災状況をまとめ、資料として保存・公表してください。」との項目につきましては、既に区制70周年記念事業で「住吉区史」及び「写真で見る住吉区のあゆみ」を発行するにあたり、区民の皆様から貴重な文献・資料等の提供を受け、「戦災」及び「住吉区のあゆみ:昭和前期」のぺ一ジとしてそれぞれに編集しております。 なお、平成3年に大阪府と共同で開設された大阪国際平和センター(ピースおおさか)では、大阪空襲の実態を明らかにし、戦争の悲惨さを実感できる展示や平和の大切さを訴えています。さらに、平成17年8月には、大阪市民・府民等からの寄付金を基に「大阪空襲死没者を追悼し、平和を祈念する場」を設置し、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えております。 以上のように、本市では「平和都市宣言」等に基づき、平和に関する様々な施策・事業に取り組んでおり、今後とも国際杜会の平和と発展に貢献する国際平和人権都市大阪づくりを進めてまいりたいと考えております。 今後とも大阪市政にご理解、ご協力を賜りますようお願い申しあげます。 担当 住吉区総務課TEL:6694-9591 「平和・民主・革新の日本をめざす住吉の会」からの「申し入れ書」に対する「回答」関係資料 申し入れ事項:住吉区における戦争被災状況をまとめ、資料として保存・公表してください。 関係する回答文……既に区制70周年記念事業で「住吉区史」及び「写真で見る住吉区のあゆみ」を発行するにあたり、区民の皆様から貴重な文献・資料等の提供を受け、「戦災」及び「住吉区のあゆみ:昭和前期」のぺ一ジとしてそれぞれに編集しております。 「住吉区史」から……関係する箇所の抜粋 1 第一編 通史 第六章 暗和・平成期の住吉 一 近代都市への出発 「戦時下の街」、「第二次住吉区成立」、「学童疎開へ」、「終戦、甦る平和」の各項(P.137〜P.141) 2 第一編 通史 第六章 昭和・平成期の住吉 二 復興期の街 「戦後の混乱」、「闇市場閉鎖令」、「商大接収される」、「進駐軍兵士と学生」、「農地改革」の各項(R141〜R146) 3 第二編 各説 第一章 区制 一 区域と町名の変遷 「第二次住吉区と粉浜町編入」、「昭和前期の町名改正」の各項(P.171〜P.174) 4 第二編 各説 第一章 区制 二 人口の推移 「空襲前後の人口減少」の項(P.187〜P.188) 5 第二編 各説 第一章 区制 三 区役所 「戦時下の区役所」、「町会・隣組活動の拠点に」、「戦後の民主化のなかで」の各項(P.200〜P.203) 6 第二編 各説 第二章 土木・建設 一 道路 「復興都市計画事業」の項(P.238〜P.239) 7 第二編 各説 第二章 土木・建設 五 下水道 「第五期下水道事業の中断」の項(P.282〜P.283) 8 第二編 各説 第二章 土木・建設 六 住宅 「戦後初期の公営住宅」の項(P.290〜P.291) 9 第二編 各説 第三章 交通・通信 三 JR阪和線 「阪和鉄道一南海山手線一国鉄一JR」の項(P.313〜P.314) 10 第二編 各説 第三章 交通・通信 四 地下鉄 「大正期に計画決定」の項(.P315) 11 第二編 各説 第三章 交通・通信 五 市バス 「戦時下の路線縮小」の項(P.318) 12 第二編 各説 第六章 災害 二 戦災と戦後の風水害 「戦災」の項(P.368〜P.369) 13 第二編 各説 第九章 産業・商業 一 農業 「戦時下と戦後の農業」の項(P.415〜P.416) 14 第二編 各説 第九章 産業・商業 二 工業 「終戦前後の工業」の項(P.422) 15 第二編 各説 第十章 教育と史跡 一 学校教育の歩み 「国民学校令」、「戦時下の府立盲学校」、「学童疎開促進要綱」、「府下南部の農山村へ」、「疎開健児の歌」、「中等学校の享徒動員」の各項(P.446〜P.454) 16 第二編 各説 第十章 教育と史跡 二 学校園の沿革(大阪市立) 「東粉浜小学校」、「住吉小学校」、「長居小学校」、「依羅小学校」、「墨江小学校」、「遠里小野小学校」、「清水丘小学校」の各項(P.460〜P.473) 17 第二編 各説 第十章 教育と史跡 二 学校園の沿革(学校法人) 「成器高等学校」の項(P.495) 注:上記の「回答」関係資料は回答書に添付されていたものです。 |取り組みTOP|恒例の取り組み|「平和モニュメント」づくり|戦跡調査プロジェクト|記録画像2008| |
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