平和・民主・革新の日本をめざす住吉の会
(住吉革新懇)
■この会の紹介:結成アピ−ル■

紹介TOP結成アピ−ル申し合わせ事項会のあゆみ総会決議アピ−ル等


住吉区民と、区内に働き、学ぶみなさんへのアピール

平和とくらしを守り、住みよい町づくりへ、ともに手をとりあいましょう。

 いま、私たちのくらしや日本の政治が、大変な状況になろうとしています。長びく不況のもとで、商工業者の営業が破壊され、働く人びとは、低賃金と「合理化」で苦しめられ、婦人・青年層の人たちにとっても、未来をになう子どもたちにとっても、本当に住みにくい、暮らしにくい社会になってきています。

PHOTO-結成集会  日本に核兵器が持ち込まれようとしており、平和がおびやかされています。憲法改悪や政党法制定の動きもあり、国民の権利や自由、民主主義までもが否定されようとする危険な企てがすすんでいます。先の第101国会で健康保険法の改悪が強行された結果、10月1日からは国民の負担がいっそう増大し、「お金がなければ高度な医療が受けられない」という大変な事態が進行することになりました。

 区民をはじめ区内に働き、学ぶ私たちにとっても、このような国政全体の影響を深刻な形でうけています。無計画な町づくりによる住環境の悪化(泉北高速道路の建設、浸水問題、駅頭周辺の自転車対策、暴力団もからむ底地買い、南港へのLNG火力発電所建設問題など)や、郵便局「本局」のないなかでの郵便物遅配問題も深刻です。公立保育所の不足、学童保育が大阪市として制度化していないことによる父母への大きな負担、今なお解消されない超過密校(南住吉小、長居小、東我孫子中など)の問題や非行問題など、子どもたちの教育環境にとっても解決を急がなければならない問題が山積しています。また、障害者(児)の問題も政府の福祉切り捨て政策でさらにきびしくなり、家族の不安はつのるばかりです。学生達は大幅な学費値上げなどで苦しめられています。

 どうすれば、このような状態に「待った」をかけ、平和で民主的で明るく豊かな社会への道をきりひらくことができるのでしょうか。実はそれを探求しているのが、革新懇話会運動です。この運動は大阪では亀田得治さんや黒田了一さんなどが呼びかけ人となって、府下各地域で、草の根の革新懇話会結成へと広がっています。そこには、平和を守ろう、民主主義を守ろう、暮らしを守ろう、生命を守ろう、教育を守り、子どもたちのすこやかな成長を守ろう等々の共通の願いをもつ団体・個人が、思想、信条、宗教、政治的な立場のちがいをこえて大きく大同団結し、自由に話しあい、討論し、学習と交流を深めています。

 みなさんも「世の中を少しでもよくしたい」「そのためになにかしなければ」と思っておられるのではないでしょうか。しかし「どうすれば良くなるのか」と悩んでおられる方もたくさんおられます。同じ思いをもつ私たちが大きく力を合わせることが、今ほど痛切に求められている時はないと考えます。私たちは本日、この住吉区において、このような共通の願いをもつ人びとを総結集する「平和と民主主義を守り、住みよい町づくりをめざす住吉革新懇話会」(略称:住吉革新懇)を結成しました。住吉区内で各種の要求にもとづく草の根からの運動にとりくんでおられる全ての団体・個人のみなさんが、私たちの趣旨に賛同され、この「住吉革新懇」にひとりでも多く参加されますよう、心から訴えます。
    1984年10月19日

平和と民主主義を守り、住みよい町づくりをめざす住吉革新懇話会結成集会


紹介TOP結成アピ−ル申し合わせ事項会のあゆみ総会決議アピ−ル等

平和・民主・革新の日本をめざす住吉の会 (住吉革新懇)

Copyright (C) 平和・民主・革新の日本をめざす住吉の会 2006-2012 All Rights Reserved.